”音は空気などの振動が、波となって伝わってゆくものである” 理科の授業で音について習ったときの事を思い出していただくと、このような説明があったのではないでしょうか?

しかし、”じゃあ、波だからどうなの?、どんな性質があるの?”と聞かれるとなかなか答えにくいと思います。 実は光と音はよく似ています。 音も反射したり、屈折したりしますし、光の強さと音の強さ、光の色と音の色はそれぞれ対応しています。 今回は、音の性質を、目で見て、耳で聞いて体感できる展示を行う予定です。

1.パラボラアンテナで音を飛ばそう

テレビの衛星放送で、電波を集めるためにパラボラアンテナが使われます。 音も同じように、パラボラアンテナで音を集めたり、音を飛ばしたりすることができます。 直径1mの大きなパラボラアンテナで音を集めて遊んでみましょう。 また、パラボラアンテナがあるとどんな風に音の波(音波)が伝わるのかコンピューターでシミュレーションします。 何が起こっているのか、目で見て確かめてみましょう。

パラボラもシミュレーションも只今鋭意製作中です。下は製作風景です。

2.音をパソコンに取り込んで遊んでみよう

音をパソコンに取り込むと、音の特徴を簡単に調べられるようになります。 音の高さ、音の大きさ、音が出た位置を使って、ゲームができるようにしてみました。 自分が出した声の特徴を目で見て確かめてみましょう。

下は製作途中の図です。

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東京大学工学部 物理工学科 計数工学科 有志

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